設置費用や電気代って実際どうなの? 防犯カメラの費用対効果を徹底解剖!
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「家が泥棒に狙われるなんて、フィクションの中だけの話でしょ…?」 なんて思っていませんか?
事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、近年でも窃盗などの被害は多く、その額はなんと年間約3000億円にもなってしまうそうです!(※1)
「うちは大丈夫!」と油断しているあなたも、明日は我が身…かもしれません。
とはいえ、導入するにしても、最近は電気代もお高いし、本体以外の費用面も気になるところ…!
ということで、今回は、防犯カメラの費用対効果を、設置費用や電気代を中心に解説します!
※1:警察庁「令和4年における犯罪の発生状況」
防犯カメラの種類と費用を解説!あなたの家にぴったりのタイプは?
「防犯カメラって、なんか大袈裟じゃない?」
「工事とか電気代とか、いろいろお金がかかりそうで怖いよ~」
そんな声が聞こえてきそうですが…防犯カメラは、決して特別なものではありません!
最近では、手軽に設置できるものや、ランニングコストを抑えたものなど、さまざまなタイプの防犯カメラが登場しています。
代表的な3つのタイプと、それぞれの費用
タイプ | 特徴 | 価格帯 | 設置費用 | 電気代 |
---|---|---|---|---|
アナログ | とにかく安い! | 5,000円〜20,000円程度 | 10,000円〜30,000円程度 | 500円〜1,000円/月 |
ネットワーク | スマホで外出先からチェックもできちゃう! | 10,000円〜50,000円程度 | 10,000円〜50,000円程度 | 300円〜1,000円/月 |
ワイヤレス | 工事不要で設置もラクラク♪ | 5,000円〜30,000円程度 | 不要 | 300円〜800円/月 |
※価格はあくまでも目安です。カメラの性能や機能、設置場所などによって費用は変動します。
電気代は意外と安い?賢く節約する方法も伝授!
「防犯カメラって、毎日働き続けるんですよね? 電気代がとんでもないことになりそうで怖い…」
ご安心を!最近の防犯カメラは、省エネ技術が進化しているので、昔に比べて電気代はぐっと安くなりました。
とは言え、カメラの種類や使い方によっては、電気代が大きく変わってくるのも事実です。
そこで、電気代に影響するポイントと、賢く節約する方法をご紹介します!
カメラの種類
- アナログカメラ:初期費用が安い
- ネットワークカメラ:高機能なものほど電気を消費する傾向にある
- ワイヤレスカメラ:配線工事が不要な分、電気代も抑えめ
録画方法
- 常時録画:文字通り、常に録画し続けるので、電気代は高くなります。
「録画しすぎちゃった!容量オーバーで肝心なところが撮れてなかった…」なんてことにならないように注意! - 動体検知録画:動きを感知した時だけ録画するので、電気代を抑えることができます。賢く録画して、電気代も節約!
- スケジュール録画:例えば「夜間だけ」など、時間帯を指定して録画もできます。空き巣も、さすがに昼間から堂々と活動はしない…はず!?
- 画質:画質がキレイなほど、鮮明な映像を記録できます。
…が、その分電気代も高くなりますので、画質と電気代のバランスを考えるといいでしょう。
機能
- 赤外線暗視機能やズーム機能など、便利な機能が多い
- 便利な反面、電気代がかかる
電気代シミュレーション
5Wの消費電力のネットワークカメラを1日8時間、動体検知録画で運用した場合の電気代
(1kWhあたりの電気料金を27円と仮定)
1日あたりの消費電力: 5W × 8時間 = 40Wh = 0.04kWh
1日あたりの電気料金: 0.04kWh × 27円/kWh = 1.08円
1ヶ月(30日)あたりの電気料金: 1.08円/日 × 30日 = 32.4円
「意外と安い!」 そう思った方もいるのではないでしょうか?
電気代節約のコツ!
- 消費電力の低いカメラを選ぶ
- 動体検知録画やスケジュール録画を賢く活用する
- 画質は必要最低限にする
- 使わない機能はオフにする
- 電気代を抑えられるソーラー充電対応のカメラを使う
必要な機能を見極めて、賢く選びましょう!
設置費用を分かりやすく解説!DIY or 業者?
「設置費用」って、なんだかぼんやりしていて、よく分からない…
そんな方も多いのではないでしょうか?
防犯カメラの設置費用は、カメラの機種や設置場所だけでなく、設置方法によっても大きく変わってきます。
「自分で設置する」「業者に依頼する」の2つの方法があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
DIY設置:腕に自信があるあなたは、チャレンジ!
DIY設置の最大のメリットは、なんと言ってもその安さ!
業者に依頼する場合にかかる人件費や出張費などをカットできるので、費用をグッと抑えられます。
必要なものは、防犯カメラ本体、録画機、モニター、配線材、工具などです。
費用は、設置するカメラの台数や選ぶ製品によって異なりますが、数千円〜数万円程度で済む場合がほとんどです。
「よし、自分でやってみよう!」
素晴らしいチャレンジ精神です!
ただし、配線工事や設定など、専門的な知識や技術が必要になる場面もあります。
配線を間違えてしまってカメラが起動しない…なんてことになったら、せっかくの防犯カメラもただの箱と化してしまいます。
「ちょっと自信ないかも…」と感じたら、無理せず業者に依頼するのも賢明な判断です。
業者による設置:プロの技で安心・安全!
「やっぱりプロに頼みたい!」
餅は餅屋、専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼すれば、設置費用は高くなりますが、専門知識を持ったプロがスピーディーかつ安全に設置してくれるので安心です。
気になる費用の相場ですが、一般的には1台あたり10,000円〜50,000円程度です。
設置費用には、以下の費用が含まれています。
- 出張費: 業者によっては、出張費が別途かかる場合があります。
- 作業費: カメラの設置、配線工事、設定などにかかる費用です。
- 材料費: 配線材や設置に必要な部品の費用です。
業者によっては、「2台セットプラン」や「戸建住宅向けプラン」など、お得なパック料金を設定している場合があります。
あらかじめ設置台数や設置場所が決まっている場合は、パック料金の方がお得になるケースが多いので、事前に確認しておきましょう。
設置費用を少しでも安く抑えるには?
DIY設置に挑戦: ある程度の知識と技術があれば、DIYで設置に挑戦してみましょう。
複数の業者に見積もり比較: 複数の業者に見積もりを依頼して、料金やサービス内容を比較検討するのがおすすめです。
お得なキャンペーン情報を見逃さない: 業者によっては、期間限定のお得なキャンペーンを実施している場合があります。
【他人事じゃない!】防犯カメラを設置しないとどうなる?
「防犯カメラの必要性は分かったけど、費用がなぁ…」
防犯カメラを設置しないということは、セキュリティ面で大きなリスクを抱えることになります。
もしかしたら、あなたの家は泥棒にとって、「あの家は防犯対策が甘いらしいぜ…(ニヤリ)」
なんて噂になっているかもしれません…
下見の天才!?狙われやすい家を見分ける「空き巣の目」
空き巣は、どんな家に侵入しやすいか、常にアンテナを張っています。
家の周りや、ゴミ出しなどで家の前を通る時に、何気ない行動をよく観察しているのです。
例えば…
- 新聞や郵便物が溜まっている
- 窓やドアが開けっ放しになっている
- ベランダに簡単に侵入できそうな足場がある
- 人通りが少なく、死角が多い
- 家の周りに、防犯カメラやセンサーライトなどの防犯設備がない
このようなポイントを見つけると、泥棒は「この家は侵入しやすい!」と判断し、犯行に及ぶ可能性が高まります。
現場に残す謎のメッセージ…!? あなたの家は大丈夫?
そして、空き巣は、ターゲットを定めた家に、「マーキング」と呼ばれる目印をこっそり付けていくことがあると言われています。
マーキングは、仲間と情報を共有したり、侵入経路などを記録するために使われているようです。
マーキングに使われるもの
- チョークやマジックで書かれた記号
- ガムテープやビニールテープの切れ端
- 石や空き缶
- チラシや広告 など
一見ゴミや落とし物と見分けがつかないようなものがほとんどですね…!
「そういえば、この間、家の前にガムテープの切れ端が落ちてたけど…」
もし、あなたの家の周りにも、このようなものが不自然に落ちていたら、それは泥棒からのサインかもしれません…
空き巣のターゲットは…?
空き巣は、侵入しやすい家だけでなく、「抵抗されにくい相手」が住んでいる家も狙っています。
- 一人暮らしの女性
- 高齢者だけの世帯
- 共働きで、日中留守がちな家など
「うちは大丈夫」と油断せず、日頃から防犯対策をしっかり行うことが大切です。
万が一のとき、証拠がないと泣き寝入り…?→不安な毎日とは、もうさよなら!
「まさか、うちが被害に遭うなんて…」
もしも、あなたの家に泥棒に入られてしまったら…?
防犯カメラが設置されていれば、証拠となる映像が残るので、犯人逮捕に繋がる可能性が高まります。
しかし、防犯カメラがない場合、犯人を特定するための証拠がないため、事件解決は困難を極めるでしょう…
そうなってしまうと、泣き寝入りするしかなくなってしまい、金銭的な損失だけでなく、精神的なダメージも計り知れません。
「家のことが心配で、どこにも行けない…」 なんて、本末転倒ですよね。
防犯カメラを設置することで、
「これで安心して出かけられる!」「安心して過ごせる!」
そう感じられるようになり、精神的な負担も軽くなるはずです。
【賢く節約!】防犯カメラの費用対効果を最大限に高めるには?
以下の3つのポイントを押さえて、防犯カメラの費用対効果を最大限に高めましょう!
①必要な場所に、必要な台数だけ設置する!
「とりあえず、家中にカメラを設置しまくればいいんでしょ?」
…というのは、ちょっと待ってください!
確かに、たくさん設置すれば安心かもしれませんが、その分費用もかさんでしまいます。
まずは、玄関や窓など、空き巣が侵入しやすい場所に絞って設置することを検討してみましょう。
②省エネタイプのカメラで、電気代を賢く節約!
最近の防犯カメラは、省エネ機能が充実しています。
例えば、動きを感知した時だけ録画する「人感センサー」や、太陽光で発電する「ソーラーパネル」を搭載した防犯カメラなどがあります。
これらの機能を活用すれば、電気代を大幅に削減できます。
③DIY設置で、設置費用を浮かせる!
DIYが得意なあなたは、防犯カメラの設置にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
業者に依頼するよりも費用を抑えられますし、自分で設置することで、愛着も湧くかもしれません。
ただし、配線工事や設定など、専門的な知識や技術が必要になる場面もあるので、自信がない方は無理せず業者に依頼しましょう。
まとめ:防犯カメラは「費用」ではなく「安心」への「投資」
今回は、防犯カメラの費用対効果について、様々な角度から解説してきました。
改めて、今回の内容を簡単にまとめておきましょう。
- 防犯カメラには、「アナログカメラ」「ネットワークカメラ」「ワイヤレスカメラ」の3つのタイプがある
- 電気代は、カメラの種類や機能、録画方法などによって異なる
- 設置費用は、DIY設置か業者による設置かによって異なる
- 防犯カメラを設置しない場合、犯罪のリスクが高まり、精神的な不安も大きくなる
防犯カメラの導入には費用がかかりますが、自分や自分の周りの安心・安全を守る「投資」とも考えられます。
あなたの「投資」に、今回の記事が参考になりますように!