歯科用X線フィルムの適正感度について
歯科用の口内法X線フィルムには、C感度、D感度、E感度、F感度があります。
このページでは、一般に使用される各感度の特長と使用方法を説明します。
① D感度フィルム
特長:
・安定した画質、安価、露光時間が長く扱いが簡単
使用方法:
・日常的な診断や基本的なチェックに使用し、標準的な露光時間で撮影することができます。
② E感度フィルム
特長:
・F感度ほど高価ではないため、画質、価格がD感度、F感度の中間でバランスが良い
使用方法:
・D感度より詳細な画像が必要な診断や、露光時間を短縮したい場合に使用します。
③ F感度フィルム
特長:
・一般には大きな銀粒子を使用して感度を上げるため、画質は粗くなります。
・露光時間が短いため、歯科医、患者への放射線被曝量が減少します。
使用方法:
・患者の負担軽減や被爆対策で露光時間を最小限に抑える必要がある場合に有効です。
これらのフィルムは、それぞれの診断の目的や必要な画質、コスト、露光時間の要件に応じて選択します。
弊社のF感度フィルムは、患者・歯科治療従事者の安全に有効な高感度でありながら、必要十分な画質でリーズナブルな価格になっていますので、最適な選択肢と言えます。