【防犯カメラ】導入前に要チェック! メリット・デメリット&選び方のポイント
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「防犯カメラって種類多すぎて、どれを選べばいいか分からない…」「専門用語だらけで、何が重要なのかサッパリ…」
大丈夫です! 防犯カメラは、決して難しいものではありません。
この記事では、防犯カメラ設置のメリット・デメリットや、防犯カメラの選び方をわかりやすく解説していきます。
防犯カメラを味方につけ、安心安全な暮らしを実現しましょう!
防犯カメラ設置で得られるメリット&知っておくべきデメリット
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「うちは大丈夫!」
そう思っているあなたも、ちょっとだけ泥棒になったつもりで考えてみてください
(もちろん、犯罪は絶対にダメですよ!)。
もしも、あなたが泥棒だったら…どんな家を狙いますか?
- 人目につきにくい家
- セキュリティ対策が甘い家
…こんな家は、侵入しやすそうで魅力的に見えませんか?
防犯カメラが設置されている家は、泥棒から見て「侵入しにくい」という印象を与えます。
その結果、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます!
メリット
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心理的抑止力
前述したとおり、防犯カメラが設置されている家は、泥棒から見て「侵入しにくい」という印象を与えるので、犯罪を未然に防ぐ確率が高まります。
証拠撮影
万が一、事件や事故が発生した場合、証拠として記録を残すことができます。
最近の防犯カメラは高画質なものが多く、犯人の特定や事件の真相解明に繋がる可能性も高まっています。
状況把握
留守中の家の様子や、家族の帰宅確認など、防犯以外の目的でも便利に活用できます。
安心感の向上
「もしも…」への備えがあると、精神的な安心感につながりますよね。
防犯カメラを設置することで、今まで以上に安心して家でくつろげるようになるはずです!
デメリット
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費用
防犯カメラ本体に加えて、設置費用や録画装置、場合によっては工事費用など、ある程度の費用がかかります。
とはいえ、最近はリーズナブルな価格帯の防犯カメラも増えているので、予算に合わせて選ぶことができます。
事前にしっかりと予算計画を立てておきましょう。
プライバシー問題
設置場所によっては、近隣住民のプライバシーを侵害してしまう可能性も……。
防犯カメラの向きや撮影範囲には、十分に配慮する必要があります。
トラブルを防ぐためにも、設置前に近隣住民に一言相談しておくのも良いかもしれません。
メンテナンス
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防犯カメラは機械なので、定期的なメンテナンスや、故障時の修理が必要になることもあります。
メンテナンスのしやすさや、サポート体制なども考慮して選ぶと安心です。
もちろん、弊社でもサポートを行っていますので、ご参考になさってください。
【簡単3ステップ】失敗しない防犯カメラ選び
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ステップ1. 設置場所と目的を明確に!
とりあえず防犯カメラをつければいいのかな?
設置場所や目的により、最適な防犯カメラは異なります。
設置場所と種類を見てみましょう!
「屋外」に設置する?「屋内」に設置する?
屋外 設置の場合
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雨風に強い防水機能は必須! IP65以上の防水等級が目安です。
IP規格参考ページ:
防塵防水規格のIP66とは?屋外に防犯カメラを設置する際の注意点(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
屋外は、直射日光による温度変化や、積雪などの影響も受けやすいので、耐久性の高い屋外対応モデルを選びましょう。
太陽光が逆光にならないか、雨が当たりにくい場所かなど、設置場所の検討も必要です。
取り付け金具なども、屋外用のものを選びましょう。
取り付けは、ブラケットを使って壁や天井に固定するのが一般的です。
設置のヒント 屋外編 屋外を守る!心強い見張り番
家の周りを徹底ガード! 防水・防塵型ドームカメラ雨や風に強いドーム型のカメラは、家の周りの監視にピッタリ!
おすすめ設置場所玄関: 泥棒が侵入を試みる最も一般的な場所なので、玄関ドア付近に設置するのが効果的です。
駐車場: 車上荒らし対策として、駐車場全体を見渡せる場所に設置しましょう。
家の死角: 物陰など、外から見えにくい場所も監視できるように設置することが重要です。
パン(左右)、チルト(上下)、ズームを遠隔操作できる PTZカメラ は、広範囲をカバーしたい場所に最適!
おすすめ設置場所
敷地全体を見渡せる場所: 家の周辺全体を監視できる場所に設置するのが効果的です。
死角になりやすい場所: 遠隔操作で向きやズームを変えられるので、死角になりやすい場所にももってこいです。
狙った場所を逃さない! バレット型カメラ
筒状の形が特徴のバレット型カメラ。
その名の通り、狙撃銃のようにピンポイントで監視したい場所に最適です。
玄関アプローチ: 家への侵入経路となるアプローチを重点的に監視!
裏口: 人通りが少なく、死角になりやすい裏口もバッチリカバー!
ガレージ: 車や自転車など、高価なものが置いてあるガレージの防犯対策にうってつけ!
屋内 設置の場合
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家の構造によっては、設置に工夫が必要な場合もあります。
カメラの設置位置は、高いと広範囲を撮影できますが、高すぎると詳細な映像は捉えにくくなります。
目的に合わせて、適切な高さを選びましょう。
プライバシーに配慮し、浴室やトイレなどへの設置は避けましょう。
設置のヒント 屋内編 屋内を守る!安心空間の立役者
お店の中を見守る! ドーム型カメラ天井に設置するドーム型カメラは、設置場所を選ばない万能選手!
おすすめ設置場所店舗: 来店客の動線やレジ周辺など、広範囲を監視したい場所に設置するのがおすすめです。
オフィス: 出入り口や通路など、人の出入りが多い場所に設置することで、セキュリティ対策に役立ちます。
高画質なものや機能が充実したものが多く、重要な場所の監視に適しています。
おすすめ設置場所倉庫: 高価な商品や機材が保管されている倉庫など、セキュリティレベルを高めたい場所に最適です。
工場: 生産ラインの監視や作業員の安全確認など、様々な用途に活用できます。
ステップ2. 機能・性能を徹底比較!専門用語も理解しよう!
専門用語が多くて良く分からない……
ポイントを押さえれば、大丈夫!
ひるまずに一つずつ確認していきましょう
「録画方法」はどれがいい?
SDカード録画
低価格で導入しやすいのが魅力!
ただし、容量がいっぱいになると古いデータから上書きされるので注意が必要です。
SDカードの容量が大きければ、より長時間の録画が可能です。
比較的、手軽に導入したい場合におすすめです。
クラウド録画
インターネット経由で映像を保存するので、録画データが盗難や火災などの被害に遭いにくいのがメリット。ネット回線があれば、外出先からでもスマホアプリなどで映像を確認できます。
ただし、月額料金がかかる場合が多いので、ランニングコストも考慮しておきましょう。
NVR(ネットワークレコーダー)録画
より本格的なシステム構築が可能です。高画質&長時間録画に最適ですが、その分費用は高くなります。
より高いセキュリティレベルを求める場合におすすめです。
「画質」はどれくらいがいい?
フルHD(1920×1080)以上がおすすめです! 「200万画素」という表記の場合もあります。
画質が高いほど、映像が鮮明になり、犯人の特定や証拠能力の向上に役立ちます。
特に、夜間や暗い場所での撮影を想定する場合は、画質は重要な要素となります。
「フレームレート」って何?
フレームレートは、1秒間に撮影される1秒間に撮影できる静止画の数量コマ数のことで、数字が大きいほど映像が滑らかになります。
最低でも20fps以上、動きが激しい場所なら30fps以上が理想的です。
動きの速い被写体を撮影する場合や、よりスムーズな映像を求める場合は、フレームレートの高い防犯カメラを選びましょう!
夜間でもカラーで記録したい!
赤外線を使った白黒映像だけでなく、最近はカラー撮影対応のカメラも登場しています!
カラー映像の方が、証拠としての信憑性もUP!
LEDライト搭載で、夜間も明るく撮影できるものが増えています。
夜間の撮影が多い場合は、赤外線だけでなくLEDライトにも注目して防犯カメラを選びましょう。
その他の便利な機能は?
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動体検知: 動きを検知して自動で録画を開始してくれるので、無駄な録画を減らせます。
スマホ連携: 外出先からスマホで映像を確認できるアプリを提供しているサービスもあります。安心感が段違い!
双方向通話: カメラ越しに会話可能!宅配便の受け取りにも使えます。
ステップ3. 設置環境に合わせたカメラを選ぼう!
電源はどうやって確保する? 配線方法は?
電源コンセントの位置を確認しておきましょう。
PoE対応モデルなら、LANケーブル1本でデータ通信と電源供給が可能! 配線の手間が省けます。
配線方法は、有線接続と無線接続があります。
無線接続(Wi-Fi接続)の方が設置は簡単ですが、電波状況によっては映像が途切れることも。
有線接続の場合は、ケーブルの配線工事が必要になります。
メリットとデメリットを理解して、安心安全な暮らしを!
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防犯カメラは、設置することで様々なメリットが得られます。
例えば、泥棒に対する抑止力になったり、もしもの時に証拠を残せたり、留守中の様子を確認できたりと、安心安全な暮らしに役立ちます。
一方で、費用やプライバシー問題、メンテナンスなど、気になる点もいくつかあります。
防犯カメラを選ぶ際には、設置場所や目的、予算などを考慮して、自分に最適な製品を見つけることが大切です。
この記事が、皆様の防犯カメラ選びの参考になれば幸いです。
ビットストロングでは、様々な種類の防犯カメラを取り扱っております。
防犯カメラについて何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。