主な特長
・多彩な画像処理機能をDLL形式で提供
VisualStudioからMILのDLLをコールします。関数は直感的にわかりやすく設定されているうえに、各コマンドに対するHelpも充実しているため、簡単にコーディングを行うことが可能です。
・マウス1つで簡単画像検証
MILに準備されている各種関数の検証や定義ファイルの作成が可能です。Interactive Utilityで作成された定義ファイルをMILからコールすることで、プログラミングで細かな設定をする手間が省け開発工数を大幅に削減可能です。
・開発工数を大幅削減
「MILCoPilot」を使うことで、画像評価の時間だけでなく、実際のプログラミング時間も短縮することができます。
パラメータを変更しながらの確認、さらに処理の連続実行時でも結果を容易に確認できます。
・強力なデバックツール
デバックツール「Profiler」は、各スレッドのMIL関数をタイムライン表示、特定のMIL機能の検索(ユーザートレース、エラーなど)、関数パラメータ表示が可能です。本機能を活用することで、開発工数を大幅削減することができます。
・あらゆる映像ソースに対応するためのI/Fツール
Matrox IntellicamはMatroxのフレームグラバに接続するさまざまな映像ソース(カメラ等)に対応する定義ファイルの作成と取り込み・表示を確認するためのWindowsアプリケーションです。映像ソースの解像度や周波数などを直感的にわかり易く設定することが可能です。各種トリガモードなどの設定もこのアプリケーションで行うことが可能です。
機能
Color Analysis
カラー画像に対して、ディスタンス(色空間の距離測定)、プロジェクション(色の特徴分離)、カラーマッチング(RGB、HSL、CIE Labの色空間によるオブジェクト識別)を行えます。
Edge Finder
画像のエッジを抽出し、欠陥や形状などを分析します。この結果をGeometric Model Finderのモデルとして登録することが出来ます。
Geometric Model Finder
輪郭など幾何学的な情報を利用したパターンマッチングです。サイズ変動・回転の影響を受けることなく、安定して高速・高精度な位置決めが行えます。
Metrology
画像の幾何学的な情報を基に形状を計測するツールです。2点間の距離や線分の平行度など、複雑な形状の計測を行えます。さらに、それぞれの結果に許容範囲を設定し、OK/警告/NGの判定を行えます。
String Reader
文字のエッジを幾何学的な情報として扱いサーチをおこなう文字認識です。リサイズや文字列のズレ・輝度変化の影響を受けにくく、自由度の高い文字読み取りが出来ます。
OCR
テンプレートマッチングをベースとした文字認識です。文字の数・間隔が一定の文字列に対し、高速にサーチが行えます。
Calibration
レンズ歪みやカメラの向きによる歪みの補正、画像座標系と実座標系の変換を行うツールです。ターゲットの厚みやカメラ位置の変化を加味した3次元キャリブレーションにも対応出来ます。
Registration
分割して撮影した画像を自動的に結合します。
多重焦点画像(PP2)、円筒形ワークの画像合成(PP2)、フォトメトリックステレオ(PP3)などの処理が行えます。
お問い合わせ
大口でのご注文やお見積りが必要な場合など、製品に関するご質問等があれば、お気軽にお問い合わせください。
追って担当者よりご連絡申し上げます。また回答にはお時間を要する場合もございますのでご了承くださいませ。
型番 | Matrox Imaging Library |
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