サーモグラフィーカメラ（物流向け）

なぜサーマルカメラを使うのか？
通常の可視光監視カメラと異なり、サーマルカメラは以下が透けて見えるため、防火、防犯に役立ちます。
完全な闇
煙／もや／スモッグ
バックライト／シャドウ／反射／ヘッドライト／ブルーミング
雨／雪／霧

サーマルカメラで出来ること

進入検知	次の場合に監視対象を明確化する理想的なソリューションです。 ・照明条件が悪い ・長い監視距離 ・高精度が求められる
温度測定	各プリセットで監視されているスポットの実際の温度を測定します。 温度が基準値を超えると、自動アラームが作動いたします。
火元検出	異常な温度を検出し、潜在的な火災を速やかに見つけることができます。

目的、用途	1．進入検知。次の場合に対象を保護するための理想的なソリューションです。 ・照明条件が悪い ・長い監視距離 ・高精度が求められる
	2．温度測定。各プリセットで監視されているスポットの実際の温度を測定し、温度がしきい値を超えると、自動アラームがトリガーされる。
	3．火元検出。異常な温度を検出し、潜在的な火災を見つけることができます。
	4．「消灯した」倉庫の監視。サーモグラフィカメラは画像を生成するために照明を必要としないため、「消灯した」倉庫を年中無休で監視。
詳細	固定型サーモグラフィは、防犯、防災用として倉庫内の設備、機器などのモニタリングや大切な顧客の在庫品の監視に最適です。 監視やモニタリングだけでなく、温度監視により問題を早期に発見、新工区度を評価可能にします。屋内外のあらゆる場所に設置でき、温度計測や 熱パターンの視覚化が可能であるため、作業ラインの管理に最適です。 小型軽量で、しかも手ごろな価格を実現しておりPCで制御が可能で、ナショナルインスツルメンツ、コグネックス、Matrox、Mvtec、Imagingなどの一般的なマシンビジョンのソフトウェアでもお使いいただけます。カメラを設置する場所、例えば壁や天井、ポールなど、それぞれに対応する取付金具も取り揃えております。

基本情報
サーモグラフィ	物体から放射される赤外線を分析し、温度分布を表した画像や映像、またはその画像を取得するために利用する装置を指す。 サーモグラフィカメラは、熱画像や映像を映し出して可視化するために搭載されているカメラのことで、多くの場合、高温エリアを赤く、低温部分を青く表示する。 サーモグラフィカメラは、赤外線カメラ、サーマルカメラやサーモカメラとも呼ばれる。
赤外線の強さと色の仕組み	サーモグラフィカメラは、物体から放射される赤外線の量に基づき、温度を可視化し、通常の温度計などの、物体に直接触れて温度を測る方法とは仕組みが異なる。 高温の物体から強い放射線が放たれている領域を赤く表示し、低温で放射線が弱い部分を青く表示することで、熱部分の可視化を実現している。
サーモグラフィカメラの特徴・メリット	1.広範囲の表面温度の測定が可能で、非接触で温度を測定できる。食品、薬学、化学製品などの衛生的な温度測定が求められる場合や、危険で近づくことが困難なケースに利用。
	2.通常のカメラの場合は可視化の為に光源が必要だが、サーモグラフィカメラは、物体が放つ赤外線を検知するため、光源が必要なし。 そのため、暗闇で撮影でき昼夜問わず、同じ画像や測定結果を得られる。
	3.見通しが悪い場所でも利用可能、サーモグラフィカメラは、物体から放射される赤外線の量を検知して、温度を可視化しているため検知対象である赤外線は、通常の光と比較して透過性が高く、物体をすり抜けやすい特徴を持っている。 そのため、煙や霧などで視界が悪い場所でも、人やものを映し出せるというメリットがある。
	4.薬品、生鮮品の温度管理。 生鮮品などの温度管理などにサーモグラフィカメラが活用されており、、薬品、食品産業では、生産から輸送、貯蔵、販売に至るまでのすべての工程で、厳密な温度管理が求められ、安全性だけでなく生産性の向上にも貢献。

専門情報
マシンビジョン	画像の取り込みと処理に基づいて機器を動作させるシステムで、自動分析に必要なデータを提供するイメージングを土台とした技術や方法を指す。 産業分野において自動検査やプロセス制御、ロボットのガイドに用いられ、これらはイメージング、画像処理（自動分析）、出力のプロセスによって達成される。これらプロセスの中で「画像処理」の際は自動で画像から情報を抽出し、このための技術や方法がマシンビジョンにあたる。
ナショナルインスツルメンツ	略語NIでも知られ、米国に本社を置く計測器・制御のメーカー。一般的に知られているものでは、DAQと呼ばれるデータ集録、計測やモーターの制御、そしてマシンビジョンなどがある。
コグネックス	米国に本社があり、マシンビジョンを用いたコンピュータによる画像計測処理装置およびそれを組み込んだ各種外観検査効き、表面検査装置の販売、サービス業務を行う企業。
Matrox	カナダ・モントリオールに本社があり、Video部門、Imaging部門の2部門に分社している。 Video部門ではグラフィックボード等多彩なラインナップを提供し、オフィスユースから放送、医療、金融、サイネージなど幅広い分野で採用されている。
Mvtec	ドイツに本社があり、画像処理を必要とする分野で使用される、マシンビジョン用ソフトウェアを提供する企業。
Stemmer Imaging	ドイツに本社があり、マシンビジョンソフトウェア、特にカスタムソリューションを得意としてサービス提供する。 顧客特有のソリューションは、同社のマシンビジョンライブラリなどの優れた知識と主要ソフトウェアツールが大きく生かされている。

サーマルカメラでの火災予防

サーマルカメラと防犯用センサーの比較

　どんな光にも対応します
　赤外線カメラは物体の熱放射を感知し、暗闇、低照度、強い逆光などの環境要因に関係なく、24時間年中無休で画像をキャプチャします。

　見えないものを見る
　赤外線カメラを使用すると、ユーザーは、従来の高額カメラでは見えないオブジェクトや潜在的な脅威を簡単に見つけることができます。
　 一方、赤外線カメラは可視光を放出しないため、隠しておく必要がある場合でも、その存在と位置をより適す悦に隠すことができます。

　ターゲットに集中
　ディープラーニングアルゴリズムが組み込まれたHeatProカメラは、人間と車両が重なっていたり、困難な環境にある場合でも正確に識別します。

　温度検知と防火
　温度の可視化
　可視化された温度測定により、問題の再確認が容易になり、効率が向上します。
　早期検知と警告
　温度変化を監視し、火災が発生する前に事前アラームをトリガーして損害を防ぎます。
　柔軟なルールとアラームのサポート
　柔軟なルール設定と高温、低温、温度差のアラームをサポート

ビットストロング取り扱いサーモカメラ