【豆知識】防犯カメラの「ピグテール」って? 意味や役割を解説!

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「ピグテール」、なんだか可愛らしい響きですよね。
「ピグテール」は、一般的には先端がコネクタなどで処理されておらず、芯線が露出した状態の短いケーブル等を指します。
防犯カメラでも「ピグテール」の名称を用いることがあります。
今回は、ちょっと聞き慣れない「ピグテール」について、その意味や防犯カメラにおける役割を分かりやすく解説していきます。

ピグテールってそもそも何?

ケーブル色々

「ピグテール」は、英語で “pigtail” と書き、 「豚の尻尾」 を意味します。
豚の尻尾のように、くるんと丸まった可愛らしいイメージがありますが、
技術用語としては、「短い線」や「細いケーブル」を指す言葉として、様々な分野で使われています。
下記は一例です。

  • 電気・電子工学:コネクタや端子に接続するための短い導線。電子機器の内部配線などによく使われます。
  • 光ファイバー: 光ファイバーケーブルの先端に取り付けられた短い光ファイバー。光信号を効率よく伝送するために重要な役割を果たします。
  • 機械工学: 機械部品を固定したり、接続したりするための短いワイヤー。強度と柔軟性を兼ね備え、様々な用途で使用されています。
「ピグテール」は、一見地味ながらも、様々な分野で活躍する縁の下の力持ち的存在です。

防犯カメラの「ピグテール」ってどんなもの?

カメラ

カメラ本体から電源供給や映像信号の伝送に使うための短い配線が直接出ている場合があります。
この配線が「ピグテール」です。
その配線の先端にコネクタ(例えば、電源供給用のDC電源コネクタや映像出力用のBNCコネクタなど)が接続されている構造のものも、ピグテールと呼ばれているようです。

防犯カメラの「ピグテール」は何のためにあるの?

防犯カメラのピグテールは、主にカメラ本体と、電源アダプタや録画装置などを接続するために使用されます。
ピグテールには、

  • 電源供給用
  • 映像信号伝送用
の2種類があります。

防犯カメラの「ピグテール」 名前の由来は?

防犯カメラの「ピグテール」という名称の由来ははっきりとは分かっていません。
推測ですが、技術用語としての「ピグテール」と、防犯カメラの「ピグテール」には、「短い」「細い」「先端が処理されていない」という共通点があります。
防犯カメラの「ピグテール」も、形状が豚の尻尾に似ているから、そう呼ばれるようになったのかもしれませんね!

まとめ

まとめだよ

今回は、防犯カメラの「ピグテール」について、その意味や役割などを解説しました。
「ピグテール」は、一見、専門用語のように聞こえますが、その意味や役割を知ると、少し親しみが湧いてくるのではないでしょうか?
今回の記事のまとめ:

  • 一般的には、芯線が露出した、先端が処理されていない短いもの(配線やワイヤーなど)を指す
  • 防犯カメラの「ピグテール」とは、カメラ本体から出ている短い配線を指す
  • 先端にコネクタ等が接続されているものも「ピグテール」と呼ばれる
  • 由来は不明だが、技術用語と関連がある可能性がある

今後も、防犯カメラの専門用語について調べていこうと思います!
お気軽にお問い合わせください!
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